11月20日の“世界一受けたい授業”で「糖化」という言葉が着目されていました。
今、アンチエイジングの研究者の間で一番注目されているトピックだそうです。
お肌のくすみやシワができる老化現象の原因は、今まで「酸化」と言われてきました。
酸化・・・呼吸で取り込まれた酸素の一部が「活性酸素」に変化して細胞にダメージを与えること
この活性酸素によって攻撃された細胞ががん化したり、血管が弱って破れやすくなったりします。
この酸化を予防するために、必要といわれてきたのがいわゆる不飽和脂肪酸といわれるものです。
ビタミンEであったり、ポリフェノール、DHA・EPA・αリノレン酸が代表的です。
ところが、最近の研究で、体の老化に大きく影響するのは「糖化」ということがわかってきたそうです。
糖化・・・体内で過剰に存在する糖がたんぱく質にくっつく現象
お肌を例に取ると、たんぱく質の一種であるコラーゲンが糖化することで、
ターンオーバーがうまく働かなくなって、くすみやシワなどになることですね。
糖化は、過剰な糖質が引き起こします。糖尿病の原因ともなります。
ちなみに、体重を1kg減らすと糖尿病を発症するリスクが16%減るそうです。
また、年齢を重ねることも糖化を進めます。
私たちが行っているプログラムの指導でもお伝えしていますが、
やはり食べる順番に糖化を防止ポイントがあります。
最初の一口目に野菜・食物繊維の多いものを食べることです。
こうすると血糖値の上がり方が緩やかになります。
炭水化物の取りすぎによってインスリンの追加分泌が起こらないように
することが大事です。
適度な運動と
自分にとってエネルギー量、そのうちの炭水化物が占める割合を知っておくことで
若々しいままでいられます。
食ってホント大事ですね。